No.35 老後までしっかり住める家を建てる職人を探す

家を建てる、というのは職人さんの技術が非常に重要になります。工場の流れ作業のようには行きませんし、機械で全自動で作るわけにもいかないのです。必ず現場で技術を必要とするのが特徴です。私の実家は私が独立する前に建て替えを行いましたが今も非常に綺麗ですし、時々点検してもらいますが状態もとっても良いです。これは良い素材を使っているというのもあるでしょうが、何と言ってもお世話になった職人さんの技術と設計が良かったからだと思います。

一方、我が家と同じ年に新築した叔母の家はかなり老朽化が進んでいます。そして、1番ひどいのが害虫に悩まされていることですね。床下からはシロアリ、隙間や穴が開いているので色々なところから蜘蛛やゴキブリなどが入ってくるので対策が出来ません。よく換気扇やエアコンの室外機などから侵入すると言われていますが、隙間から出入りしてしまうのでキリが無いわけなんです。

もちろん湿気もすごいです。一度家に泊まりに行った時は夏の暑い時期だったのですが、エアコンを付けていても蒸し暑いんですよね。特に2階はひどかったです。屋根からの熱が伝わるのでいるだけで息苦しいような空間になっていました。いわゆる欠陥住宅なのですが、叔母の家の方が狭く、それでいてかかったお金は高かったというのですから驚きです。

そう考えると、高いお金を出したからといって簡単に良い家にたどり着けるわけではありません。では、我が家ではどうして良い家が建てられたのか。それは工務店選びにあったと思います。我が家では神奈川の工務店を依頼したのですが、父がこだわり抜いて選びました。ちょっとしたリフォームではなく家を新築するわけですし、老後までしっかり住める家を建てる職人のいるところを探したと言っていました。

安易なセールストークではなく、ダメなところやデメリットもしっかり伝えてくれるところ。そういう工務店はちゃんと職人のことを考えているのだと教えてくれました。私も同じところを利用してマイホームを建てましたが、この父の考えは大正解だと思っています。

関連記事

  1. No.95 家族の健康のために マイホームのシックハウスに注意

  2. No.62 建築事務所探しに建築の展覧へ行ってきました

  3. No.6 ライフプラン 子育てとマイホーム

  4. No.99 インターネットを活用して注文住宅を探す

  5. No.71 建築パースでリフォーム後の家を視覚的に表現

  6. No.29 見学会で情報集めをしっかり 自宅の建設