No.87 賃貸物件におけるアパートのメリット

賃貸物件といえばおもにアパートとマンションのことを言います。現在ではマンションの物件が多く、賃貸物件を探す際にもまずマンションの中から選択肢を探すという方が多いはずです。しかしアパートにも見逃せないメリットがいくつもあります。

そもそもアパートとマンションの違いは明確ではない部分もあり、通常は木造もしくは軽量鉄骨造で2階建てまでの集合住宅のことをアパートと呼んでいます。ただ実際に厳密な規定があるわけではなく、2階建てのマンション、3階建てのアパートなどもあります。それだけにマンションだけにこだわらずアパートのメリットも考慮に入れたうえで賃貸物件を選んでいくことが大事なのです。

アパートのメリットとしてまず挙げられるのはやはり家賃が安い点です。マンションに比べて建築費や維持費、設備投資費がかかっていないこともあり、安い家賃で借りることができます。駐車場つきでその利用料金も格安で利用できる物件もあります。設備面や管理面でややマンションに比べると見劣りしますが、その分同じ間取りでもずっと安い家賃で借りることができるのです。

また、規模の小さなアパートなら駅近くのよい立地条件で見つけることもできます。大きなマンションの場合、駅から少々距離がある開発途中のエリアに建てられることが多いのですが、アパートの場合、駅周辺の限られたスペースに建てられることがあるほか、そのエリアの開発が進む前から建てられているところも多く、駅近の物件が思わぬ安い価格で入手できる場合もあります。

このように、安く立地条件がよい物件を見つけやすいのがアパートのメリットですが、近年ではそれらにプラスして設備面が充実している物件も増えています。アパートのメリットに注目される機会が増えたことで新築アパートで設備面やデザイン面を重視するところが都心部を中心に増えており、これまでのアパートと言えばオシャレではないといったイメージを覆す物件も少なくありません。ここ数年の間に古くなったアパートをリノベーションで見違えるように生まれ変わらせるケースも増えており、賃貸探しの選択肢として見逃せない存在となっています。

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